凸版印刷は業績予想の増額やフォトマスク事業の分社化、持株会社への検討開始など好感され急反発

■トッパン・フォームズの株式公開買付・完全子会社化も発表

 凸版印刷<7911>(東1)は11月11日、急反発で始まり、取引開始後は9%高の1954円(167円高)まで上げ、大きく出直っている。10日の16時、第2四半期決算と通期業績予想の増額修正、フォトマスク事業の分社化、トッパン・フォームズ<7862>(東1)の完全子会社化、持株会社への検討開始、を発表。大がかりな組織改編による効率化などに期待が強まっている。

 第2四半期累計(2021年3~9月)の連結営業利益は前年同期比59%増の240.93億円となった。3月通期の予想は従来予想を15%上回る600億円の見込み(前期比2.1%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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