【株式市場】日経平均は一時383円高まで上げ米インフラ法案や政府の生活困窮者支援策など好感

取引所

◆日経平均は2万9612円21銭(334円35銭高)、TOPIXは2038.87ポイント(24.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)はSQ算出に伴う売買が加わり6億9182万株

 11月12日(金)前場の東京株式市場は、NY市場での半導体株指数高を受けて半導体・電子部品株が堅調となり、1兆ドル(114兆円)規模の大規模インフラ投資法案への期待などで大手商社や海運なども堅調、日経平均は、政府の「生活困窮者自立支援金」再支給方針なども好感され、午前9時半頃に383円36銭高(2万9661円22銭)まで上げ、前引けも上げ幅300円台を保った。

 日立製作所<6501>(東1)がスペインの鉄道会社からの980億円、イタリアの鉄道会社からの597億円の大型受注や1兆ドル規模の米大規模インフラ投資法案の恩恵への期待などで上場来の高値を更新。ハウスドゥ<3457>(東1)、メドピア<6095>(東1)は今期も大幅増益予想の決算など好感されストップ高。キョウデン<6881>(東2)は業績予想の増額など好感されストップ高。カオナビ<4435>(東マ)は通期予想に対する進ちょく率が注目されストップ高。ファブリカC<4193>(JQS)は四半期決算など好感され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算はSQ算出に伴う売買が加わり6億9182万株、売買代金は1兆4823億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1696銘柄、値下がり銘柄数は402銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、不動産、鉱業、精密機器、情報通信、卸売り、電気機器、パルプ紙、鉄鋼、輸送用機器、建設、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る