ヤクルト本社が増配、第2四半期2ケタ増益となり3月期末配当を5円増の31円に

ヤクルト

■3月通期の業績予想も増額修正し営業利益は18%増の見込み

 ヤクルト本社<2267>(東1)は11月12日の14時20分に第2四半期決算と3月通期の業績予想・配当予想の増額修正を発表した。株価は一転、軟化したが、週末取引日の午後とあって、目先的な手仕舞い売りに押されたとみられている。

 第2四半期の連結決算(2021年4~9月・累計)は、前年同期比で売上高が6.6%雑賀氏、営業利益は同15.1%増の278.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.8%増の255.76億円となった。これを受け、3月通期の業績予想を全体に増額修正し、今年5月に公表した従来予想に対し、営業利益は3.0%上回る515億円の見込み(前期比17.9%増)とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.9%上回る430億円の見込み(同9.5%増)とした。

 配当は9月中間配当、3月期末配当とも、1株当たりそれぞれ従来予想に対し5円増の31円の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る