【株式市場】日経平均は朝方の252円高を上値にもみ合い続伸基調、NY株高など好感

◆日経平均は2万9754円61銭(144円64銭高)、TOPIXは2048.66ポイント(8.06ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1192万株

 11月15日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株一斉高を受け、半導体株や自動車株、機械株などが高く始まり、日経平均は午前9時15分にかけて251円91銭高(2万9861円88銭)まで上げた。その後は、実質上場来の高値を更新したトヨタ自<7203>(東1)や東京エレク<8035>(東1)などが一進一退となり、海運株や大手商社株は軟化しながら一進一退。 日経平均も上げ幅を150円前後まで縮めたが前引けは続伸基調を保った。

 米半導体株高などを受け、レーザーテック<6920>(東1)が約2ヵ月ぶりに上場来の高値を更新。ゆうちょ銀<7182>(東1)は株主優待の導入など好感されて7%高。理経<8226>(東2)は防衛省の「宇宙昨戦隊」を材料視との見方があり再び急伸。Jトラスト<8508>(東2)、アールシーコア<7837>(JQS)は決算発表後の売りを朝方で消化し急速に回復。バンクオブイノベーション<4393>(東マ)は業績予想を上回る着地の9月決算などが材料視されストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億1192万株、売買代金は1兆3802億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1027銘柄、値下がり銘柄数は1013銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、パルプ紙、サービス、金属製品、医薬品、輸送用機器、電気機器、情報通信、証券商品先物、銀行、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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