東京エレクトロンが初の6万円乗せ、経産省の半導体産業支援策など好感される
- 2021/11/17 09:24
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■日経平均への影響度が強く相場の局面によっては海外資金も加勢
東京エレクトロン<8035>(東1)は11月17日、一段高で始まり、取引開始後は6万380円(1380円高)まで上げて上場来初の6万円台に乗っている。業績が好調な上、NY株式市場で半導体関連株が強く、16日に経産省が半導体産業に支援パッケージを示したと伝えられ、さらなる追い風の期待が出ている。
16日、「半導体企業、売上高3倍に、経産省が政策案、国内工場に補助金へ法整備」(日本経済新聞11月16日付朝刊)と伝えられ、半導体関連株に対する注目が強まった。また、同社株は日経平均(225種)構成銘柄の中で影響度の強い銘柄のひとつで、相場の局面によっては海外勢の日本株ファンドなどからの注目も強まる可能性があるとされている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)