インテージHDが上場来の高値に迫る、インティメート・マージャーとの提携など買い材料視

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■第1四半期は81%増益、調整一巡し出直り強める

 インテージホールディングス(インテージHD)<4326>(東1)は11月17日、続伸基調となり、取引開始後に6%高の2030円(117円高)まで上げたあとも強い相場を続け、株式分割を調整した上場来の高値2113円(2021年11月8日)に向けて出直りを強めている。11月5日に発表した第1四半期決算(21年7~9月)が連結経常利益81%増加するなど大幅増益だったほか、12日にはインティメート・マージャー<7072>(東マ)との資本提携を発表し、買い材料視されている。

 グループ会社インテージとインティメート・マージャーが10月に業務提携し、これを強固にすることを目的として、インテージHDがインティメート・マージャーと資本提携する。両社のソリューションを融合することで、ポストCookie時代のデジタルマーケティング領域やデータテクノロジー領域において、顧客のデータ活用促進に寄与する共同サービスの開発を目指す。

 株価は20年3月を起点として新たな上昇基調を見せており、直近の調整は25日移動平均の水準を下値として出直り、移動平均に支えられる形で持ち直してきたため、上昇基調に変化はないとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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