マーケットエンタープライズが後場一段と強含む、新リユースセンター解説など好感され中期成長を展望

銘柄フラッシュ

■中古農機具ビジネス拡大やEUへの輸出増など見据え10月に新センター

 マーケットエンタープライズ<3135>(東1)は11月17日の後場、一段と強含む相場になり、724円(34円高)まで上げる場面を見せて再び出直っている。12日に発表した第1四半期決算は各利益とも赤字だったが、今期は買取依頼の増加への対応力拡充や農機具分野における新拠点の開設、採用活動の強化などの先行投資で期初から通期予想も赤字を計画しており、発表翌日(15日)の株価の反応は3円安にとどまった。2024年6月期を最終年度とする中期計画では到達年度の業績目標を売上高200億円、営業利益12億円としており、これらを展望する買いが下値に手厚いとの見方が出ている。

 21年10月1日、茨城県に新たな拠点として「北関東リユースセンター(茨城県結城市)を開設した。中古農機具ビジネスの成長加速に向け、新規就農者支援強化やEUへの輸出などに対応する。この拠点開設により、全国にあるグループのリユースセンターは12拠点になり、関東エリアのリユースセンターは5つとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る