マルマエの10月末の受注残高は前年同月の2.49倍となり引続き大幅に増加

6264 マルマエ<6264>(東1)

■半導体分野は受注と出荷検収ともに過去最高額を更新

 マルマエ<6264>(東1)の2021年10月末の受注残高(11月19日15時発表)は前月比7.5%増、前年同月比148.9%増(2.49倍)の21.51億円となり、前回発表した9月分の前年同月比153.7%増(2.53倍)に続き大幅な増加となった。

 半導体分野においては、受注と出荷検収共に過去最高額を更新したことから、前月増比6.3%増、前年同月比132.7%増の14.86億円となった。FPD分野においても、先月に引き続き受注と出荷検収が好調であったことから、前月比16.4%増、前年同月比252.3%増の6.20億円となった。その他分野においては、出荷検収が好調に推移したことから、前月比35.4%減、前年同月比10.9%減の43百万円となった。

 今後の見通しとしては、「半導体分野については、好調な市場環境のなか当社の生産能力確保のため、一部に長期間の前倒し発注が行われているが、本質的には当社のシェアと生産能力の拡大によるものであることから、今後も一時的な山谷はありながらも、しばらくは好調に推移すると予想」している。FPD分野では、中小型OLED向けと液晶製造用消耗部品を中心に、好調な受注が予想されるとし、その他分野におきましては、太陽電池製造装置向けの引き合いがあり受注に向けた活動を行っていくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る