SOMPOホールディングスが出直り強める、自社株買いと業績予想の増額など連日好感
- 2021/11/24 11:00
- 材料でみる株価
■米国金利の再上昇を受け資産運用環境の好転などに期待も
SOMPOホールディングス<8630>(東1)は11月24日、3日続伸基調となり、5070円(204円高)まで上げて出直りを強めている。19日の取引時間中に第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、再び動意を活発化。さらに、米国金利が再び上昇傾向となったため、資産運用環境の好転が見込まれることも買い材料視されている。
自社株買いは発行済総数600万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合1.73%)、取得総額200億円を上限に、2021年12月1日から22年3月31日まで行う。第2四半期決算(2021年4~9月・累計)は連結経常利益が前年同期の2.5倍になるなど全体に急回復した。3月通期の見通しも全体に大幅額修正し、経常利益は従来予想を44.3%引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)