青山商事が5日続伸、通期業績予想の下方修正後は株価が下がらず潮目が変化の見方

■コロナ鎮静化後の回復に期待強く「ダブルボトム」を示現

 青山商事<8219>(東1)は11月25日、5日続伸基調となり、後場寄り後に一段と強含み812円(35円高)まで上げて出直りを強めている。コロナの鎮静化、行動制限の解除を受け、事業再拡大が見込まれる銘柄として注目されている。また、11月8日に第2四半期決算予想を下方修正したあとは株価が下げたが、同月12日に通期業績予想を下方修正した際には株価が下がらず、足元は持ち直しているため、潮目が変化してきたとの見方が出ている。

 11月12日に第2四半期決算と今期・2022年3月期の連結業績予想の下方修正などを発表し、通期の連結営業利益は従来予想を50.0%引き下げて20億円の見込みに、純利益は同73%引き下げて8億円の見込みに見直した。しかし、翌日以降の株価は底堅く推移し、15日、18日には取引時間中に一時的に下げる「下ヒゲ」を示現した。日柄間隔は短いが「二点底」「ダブルボトム」を形成した形になり、底入れ感が出ているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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