住友大阪セメントが再び急伸、自社株買いを好感、上振れ決算発表後の高値を抜く

■発行株数の9.4%規模で11月26日から22年6月30日まで実施

 住友大阪セメント<5232>(東1)は11月26日、再び急伸し、取引開始後に11%高の3680円(350円高)まで上げて2週間ぶりに戻り高値を更新している。25日の15時に自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行、第2四半期決算などが好感されて急伸した11月12日の高値を上抜いた。

 自社株買いは、取得株式総数350万株(自己株式を除く発行済株式総数の9.41%)、取得総額100億円を上限とし、2021年11月26日から22年6月30日まで実施する。第2四半期決算は11月11日に発表し、連結営業利益が従来予想を17.8%上振れ、純利益は同51.1%上振れた。これを受け、同日に3月通期の連結業績予想のうち売上高の予想を0.4%増額修正した。各利益の予想は据え置いたが上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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