大幸薬品が急反発、「オミクロン」思わぬ買い材料に、空間除菌剤への注目再燃

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■新型コロナ流行初期に大相場、ワクチン接種拡大とともに買い人気低迷

 大幸薬品<4574>(東1)は11月29日、反発基調で始まり、取引開始後は5%高の814円(40円高)まで上げて下値圏から出直っている。空間除菌剤「クレベリン」で知られ、新型コロナの新たな変異種「オミクロン」に関する報道が広がり、注目が強まる様子となっている。同社株は、新型コロナの流行が伝えられはじめた2019年後半から動意を強め、20年前半に大相場を示現したことがある。21年はワクチン接種開始とともに需要が鈍化し、在庫調整のため一部生産休止などを実施してきたが、「オミクロン」は思わぬ買い材料の登場になった印象がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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