保育最大手のJPホールディングスは業界初の保育士養成講座スタート、株価頑強なモミ合い
- 2015/7/3 17:03
- 株式投資ニュース
保育業界最大手のJPホールディングス<2749>(東1・売買単位100株)は、業界初の『保育士養成講座』をスタートする。
待機児童解消という社会要請を受けて保育業界は高い成長を続けているが、保育士確保が緊急の課題となっている。同社は、初の試みとして保育士資格を持たない新卒を多数採用する意向で入社内定後の秋口に社内で「保育士養成講座」をスタートし、2016年4月の保育士試験にチャレンジさせる。
保育士の資格は持っていないが保育士を目指したいという高い意欲がある人に保育士になるチャンスを与えることが今回の狙い。最低限でも20~30名、可能なら50名以上の確保を目標としている。
なお、2016年春の新卒採用方針として保育士資格を有する学生で専門学校、短大、大学から「即戦力」に近い人材として230名採用する方針である。
2016年3月期は14.2%増収、営業利益21.5%増益、1株利益15.2円、配当年5円(前期年4円)の見通し。