【チャート診断】ヒューマンウェブは三角保合いの好チャート、上場後の高値と安値の中間値水準で頑強、狙えるタイミング

チャート診断

ヒューマンウェブ<3224>(東マ・売買単位100株)は3日、115円高の3330円と急反発した。これによって6月5日から続いている3100~3300円のモミ合いを上に放れる可能性が強まってきた。

また、今年3月の上場後のチャートにおいて上値が切り下がる一方、下値も切り上がる、「三角保合い」形が形成されている。さらに、現在の水準は上場後の高値と安値のほぼ「中間値」(3364円)に位置し買方にシコリ感のないこともある。

生牡蠣のレストラン『ガンボ&オイスターバー』を展開する。ウイルスフリーの牡蠣の陸上養殖に注力、牡蠣のエサとなる微細藻類の大量培養と冷凍保存方法を開発中で、同開発がこのほど沖縄県の新産業研究支援産業として採択され補助金(2475万円)が決まった。陸上養殖の本格化に弾みが加わり業績向上が大いに期待される。

株価人気的には、冬場のイメージがあるようだが、夏場が旬の岩牡蠣や海洋深層水を活用したウイルスフリーで年間での需要が見込まれる。「日本人の好きな牡蠣」という根強い需要があることは強みで上場企業唯一の牡蠣レストラン展開でパイオニアとしての強みを発揮することが期待される。

一気に高値更新は難しいとしても上場後の高値である4月の4875円に向けて出直りのタイミングを迎えているとみられる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る