【株式市場】日経平均は215円高、朝方に435円高まで上げ大きく反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8498円21銭(214円99銭高)、TOPIXは1969.14ポイント(20.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2116万株

 11月30日(火)前場の東京株式市場は、NY株の大幅反発、半導体株高などを受け、新型コロナ「オミクロン」への警戒感が一服する印象になり、繊維株から薬品、電機精密、鉄道、建設などの主要株が一斉高で始まった。その後、鉄鋼株やガラス、化粧品株などは軟化したが、ソニーG<6758>(東1)や東京エレク<8035>(東1)は上げ幅を保って推移。日経平均は取引開始後の434円78銭高(2万8718円70銭)を上値に伸びきれなかったが前引けも上げ幅200円台を保った。

 マネックスG<8698>(東1)が大きく反発し、SMBC日興証券による投資判断などが言われて活況高。テクノマセマティカル<3787>(東2)は29日野取引終了後に決算説明会資料を開示し再評価されストップ高。上場5日目のサイエンスアーツ<4412>(東マ)はニューフェイスで荷もたれ感なしと一段高で高値更新。シライ電子<6658>(JQS)は第2四半期の大幅増益などへの評価衰えず急反発。リプロセル<4978>(JQS)は「オミクロン型」の特定が可能な検査キットが注目され朝方急伸。

 東証1部の出来高概算は6億2116万株、売買代金は1兆3788億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1795銘柄、値下がり銘柄数は330銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、医薬品、鉄鋼を除いて高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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