新規上場ののむら産業は初値1113円、公開価格は1210円

株式市場 IPO 鐘

■米穀精米関係の「包装関連事業」と「物流梱包事業」を展開

12月2日新規上場となったのむら産業<7131>(JQS)は公開価格1210円。取引開始から12分後に1113円で初値がつき、その後は1114円から1020円の間で売買されている。

 連結子会社2社(山葉印刷株式会社、パックウェル株式会社)の計3社で企業グループを構成。「包装関連事業」では、米穀精米袋を中心とした食品包装資材の企画開発・販売、米穀用自動計量包装機を中心とした計量包装機械の企画開発・製造販売を行い、「物流梱包事業」では梱包における問題を解決するための製函封函機や緩衝材などの商品・サービスを提供している。設立は1965年(昭和40年)11月。

 業績見通し(2021年10月期・連結、会社発表)は、売上高51.12億円(前期比4.4%増)、営業利益3.14億円(同18.7%増)、経常利益3.21億円(同21.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2.01億円(同266.9%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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