メドレックスは後場17%高で始まる、「針なし注射器」でのワクチン投与に向けた補助金で一時36%高

■ワクチンマイクロニードル製剤の製造装置開発などに取り組む

 メドレックス<4586>(東マ)は12月2日の後場17%高の145円(20円高)で始まった。同日朝、「中小企業庁・事業再構築補助金(第3回公募、通常枠)に、当社が応募した『貼り薬から新型コロナウイルスワクチン・マイクロニードル製剤への新分野展開』が採択された」と発表し、一時36%高の170円(45円高)まで急伸、前引けも17%高の145円(20円高)だった。注目された。マイクロニードルは、いわゆる「針なし注射器」。

 発表によると、この事業の概要は、新型コロナウイルスワクチンを始めとする様々なワクチンのマイクロニードルでの投与実現を目指し、ワクチンマイクロニードル製剤の製造装置(ワクチン抗原等をマイクロニードルに塗布・装填する装置)を設計・導入するほか、ワクチンマイクロニードル製剤の有効性や安全性を動物試験により評価すること。補助金額は最大6千万円。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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