【どう見るこの株】gooddaysホールディングスは煮詰まり感、22年3月期大幅増益予想

どう見るこの株

 gooddaysホールディングス<4437>(東マ)は、シェアリングエコノミーや「暮らし×IT」による新しいライフスタイルの創出を目指し、SEサービスビジネスやリノベーションビジネスなどを展開している。22年3月期は大幅増収増益予想としている。withコロナ時代で新しい住まい方や働き方に対する需要が増加していることも追い風であり、収益拡大を期待したい。株価は小幅レンジでモミ合う形だが煮詰まり感を強めている。調整一巡して上放れを期待したい。

■ITセグメントと暮らしTechセグメントを展開

 シェアリングエコノミーや「暮らし×IT」による新しいライフスタイルの創出を目指し、事業子会社オープンリソースのITセグメント(請負ビジネス、SEサービスビジネス、物販ビジネス)と、事業子会社グッドルームの暮らしTechセグメント(リノベーションビジネス、不動産仲介ビジネス、オペレーションビジネス、メディアビジネス)を展開している。

 ITセグメントは流通・小売および金融向けを主力として、解決型アプリケーションサービス(クラウド型サービス)を強化している。暮らしTechはリノベーションビジネスの強化や「新しい暮らし方」の実現を推進している。

 グッドルームが運営するホテル暮らしのサブスクリプションサービス「goodroomホテルパス」は、持家・賃貸に代わる身軽で柔軟な「第三の暮らし方」を提供するサービスとして20年6月にスタートした。全国38都道府県で580以上のホテルと提携(21年7月15日現在)し、さらに21年7月にはワシントンホテルやグレイスリーホテルなどを運営する藤田観光<9722>の17施設が加盟した。

■22年3月期大幅増益予想

 22年3月期の連結業績予想は売上高が21年3月期比10.3%増の60億円、営業利益が63.2%増の2億60百万円、経常利益が61.8%増の2億60百万円、親会社株主帰属当期純利益が6.2倍の1億66百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比13.5%増の28億28百万円、営業利益が1億09百万円の黒字(前年同期は66百万円の赤字)、経常利益が1億23百万円の黒字(同66百万円の赤字)、親会社株主帰属四半期純利益が74百万円の黒字(同78百万円の赤字)だった。

 コロナ禍の影響が和らぎ、営業体制を強化して売上高が概ね計画水準となり、販管費抑制も寄与して黒字転換した。各利益は計画を上回って着地した。ITセグメントは売上高が11.6%増の15億38百万円で営業利益が1億19百万円の黒字(同7百万円の赤字)、暮らしTechセグメントは売上高が15.8%増の12億89百万円で営業利益が28百万円の赤字(同90百万円の赤字だった。

 通期予想はコロナ禍の不透明感などを考慮して据え置いた。withコロナ時代で新しい住まい方や働き方に対する需要が増加していることも追い風であり、収益拡大を期待したい。

■株価はモミ合い煮詰まり感

 株価は小幅レンジでモミ合う形だが煮詰まり感を強めている。調整一巡してモミ合いから上放れを期待したい。12月3日の終値は1025円、時価総額は約35億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  2. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  3. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  4. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  5. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  6. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る