【注目銘柄】内外テックは4期ぶり最高純益と連続増配を見直して急反発

注目銘柄

 内外テック<3374>(JQS)は、今年11月12日に今2022年3月期の上方修正と連続増配を発表しており、純利益が4期ぶりに過去最高を更新することを見直し割安ハイテク株買いが再燃している。テクニカル的にも、今年6月につけた年初来高値4235円から8月に突っ込んだ直近安値までの調整幅の半値戻し水準を上抜いており、相場格言通りの「半値戻しは全値戻し」期待を高めている。

■半導体製造装置向けの部品販売と受託製造事業が好調推移

 同社の今2022年3月期業績は、売り上げが期初予想から59億5000万円、営業利益が3億6100万円、経常利益が3億7300万円、純利益が2億1600万円それぞれ引き上げられ、売り上げ359億5000万円(前期比34.5%増)、営業利益17億6100万円(同67.9%増)、経常利益17億5300万円(同69.0%増)、純利益11億4600万円(同54.3%増)と大幅続伸が見込まれ、純利益は2018年3月期の過去最高(8億5700万円)を更新する。半導体メーカーが、5G向けやデーターセンター向けなどの旺盛な半導体需要に対応して積極的な設備投資を進めており、関連の部品販売が増加し、受託製造事業の受注も堅調に推移、FDP製造装置向けでもパソコンやタブレット向けの需要拡大に伴い関連需要が拡大していることが要因となる。

 今期配当は、業績上方修正に伴い連結配当性向を25%程度とする株主還元方針に基づき、期初予想の67円を83円(前期実績62円)へ引き上げ、連続増配幅を拡大させる予定である。

■ストップ高で開けた窓埋めがほぼ終了し「半値戻しは全値戻し」へ

 株価は、前期業績の上ぶれ着地、今期業績の大幅続伸予想を歓迎した年初来高値4235円まで上値を追ったが、今年8月の今期第1四半期決算発表時に業績修正がなかったことで窓を開けて2481円安値へ突っ込んだ。その後は、積極的は設備投資計画を手掛かりにリバウンド、11月の業績上方修正・増配の発表とともにストップ高と窓を開けて3800円まで急伸、足元ではこの窓埋めをほぼ終了した。テクニカル的には足元の株価水準は、年初来高値から今年8月安値までの調整幅の半値戻し水準を上放れたことになり、ここからの「半値戻しは全値戻し」期待も高めている。また投資採算的にもPER10倍台と割安であり、ストップ高でつけた3800円抜けから全値戻しに弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■レジレス無人店舗やスマート案内など、デジタル施策を集約した初の次世代店  ホームセンターのカイン…
  2. ■読書感想文から見えるヒット本動向、新作首位は『イン・ザ・メガチャーチ』  note<5243>(…
  3. ■耐衝撃性と高平坦性を備えた次世代AR材料  三井化学<4183>(東証プライム)は12月10日、…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  2. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…
  3.  再生可能エネルギーの次を見据えた次世代エネルギー分野では、実用化への距離が縮まりつつある核融合発電…
  4. ■AI圏外で存在感を増すディープ・テック、次世代エネルギー関連株に再評価余地  ハイテク株市場では…
  5. ■米国政治と金融政策が揺さぶる新年相場  新春相場は、1月早々から重要イベントや主要経済指標の発表…
  6. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る