【株式市場】日経平均は後場一段と上げ405円高、TOPIXは9日ぶりに2000pt回復

◆日経平均は2万8860円62銭(405円02銭高)、TOPIXは2002.24ポイント(12.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億1977万株

 12月8日(水)後場の東京株式市場は、TDK<6762>(東1)や村田製<6981>(東1)などが半導体株との比較感などから一段高となり、任天堂<7974>(東1)も米Xマス商戦への期待などで一段と強含み、ロシアのウクライナ侵攻の懸念などで石油資源開発<1662>(東1)も一段と強含んだ。日経平均は一段と上げて始まり、前場上げた半導体株などが値を保ったため441円84銭高(2万8897円44銭)まで上げ、大引けも上げ幅400円台で2日連続大幅高となった。TOPIXは終値で9取引日ぶりに2000ポイント台を回復した。

 後場は、安川電機<6506>(東1)が一段と強含むなど産業ロボ株が強く、杉村倉庫<9307>(東1)は荷役活発化屋業績上振れ期待など言われ次第高。10月7日上場のワンキャリア<4377>(東マ)は産業界の採用活発化期待などで高値を更新。

 東証1部の出来高概算は12億1977万株(前引けは5億9788万株)、売買代金は3兆621億円(同1兆5521億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1195(前引けは1199)銘柄、値下がり銘柄数は904(同844)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、精密機器、その他製品、医薬品、サービス、電機機器、鉱業、小売り、機械、保険、ゴム製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る