Speeeはデジタル通貨に関するJCBとの実証実験などに注目集まり高値に向け出直る
- 2021/12/9 11:22
- 材料でみる株価
■子会社Datachainが「デジタル通貨交換基盤」構築を見据え実験
Speee<4499>(JQS)は12月9日、続伸基調となり、5940円(110円高)まで上げた後も堅調で上場来の高値6710円(2021年11月26日)に向けて出直っている。ここ会社発表の「News」が相次いでおり、9日は、ブロックチェーン技術に関連する企画・開発などを行う子会社・株式会社Datachainが株式会社ジェーシービー(東京都港区、JCB)と「デジタル通貨交換基盤」構築を見据えた、異種ブロックチェーン間の相互接続・流通(インターオペラビリティ)に関する実証実験を開始したと発表し、買い材料視されている。
発表によると、「既存の法定通貨は相互に幅広く交換が行われていますが、デジタル通貨の利用拡大に向けては、デジタル通貨基盤間の相互運用を可能にする交換機能の整備が重要だと考えられます」という。業績は好調で、今期・22年9月期も売上高、各利益が連続最高を更新する見込みとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)