アスカネットは営業・経常・純利益とも黒字に転換し売上高は13.4%増加

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■第2四半期決算(2021年5~10月・累計)

 アスカネット<2438>(東マ)が12月10日の取引終了後に発表した第2四半期決算(2021年5~10月・累計)は、各利益とも前年同期比で黒字に転換し、売上高は同13.4%増の29.30億円の好決算となった。営業利益は1.13億円(前年同期は0.56億円の赤字)、四半期純利益は0.8億円(同0.1億円の赤字)。

 フューネラル事業では、主力の遺影写真加工収入が増加するとともに、動画等葬儀演出サービスが回復。フォトブック事業では一般消費者向け市場で厳しい状態が続いているものの、スタジオ向け写真集が堅調に推移した。また、空中ディスプレイ事業は、ガラス製ASKA3Dプレートはサイネージ用途に、樹脂製ASKA3Dプレートは、非接触操作を可能にする製品組込用途でのプレート販売を促進し、ガラス製ASKA3Dプレートの販売が増加したため、売上高は前年期実績を上回った。一方、技術開発センターの本格稼働に伴い研究開発費が増加した。

 今期・2022年4月通期の業績予想は据え置き、売上高は62.70億円(前期比8.6%増)、営業利益は2.85億円(同2.7%増)、純利益は2.0億円(同11.3%減)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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