【株式市場】ギリシャ情勢を受け大幅反落だが世界遺産関連株などが高い
- 2015/7/6 11:59
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは2万215円16銭(324円63銭安)、TOPIXは1628.66ポイント(23.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億7216万株
6日前場の東京株式市場は、ギリシャの国民投票がEU(欧州連合)の定時する財政再建案などに「反対」優勢と伝えられたことなどが影響し、朝方は日経平均が株価指数の先物主導で取引開始後に344円03銭安の2万195円76銭安(1.7%安)まで下げた。しかし、ユーロ売り・円高は朝方で一巡した様子となり、上海株式が反発の始まりとなったこともあり下げ渋った。
エイチ・アイ・エス<9603>(東1)が中盤から堅調相場に浮上するなど「明治日本の産業革命遺産」を歓迎する買いが優勢。また、相対的に欧州での売り上げ比率が高いキヤノン<7751>(東1)も一時堅調になる場面があった。エイジア<2352>(東マ)はフュージョンパートナー<4845>(東1)による株式取得などが材料視されて一時ストップ高の急伸。
東証1部の出来高概算は10億7216万株、売買代金は1兆65億円。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は305銘柄、値下がり銘柄数は1492銘柄となっている。