トヨタ1.45%安も日経平均の1.67%安より下落率小さい、8000円キープで安堵感
- 2015/7/6 12:09
- 株式投資ニュース
トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は、ギリシャ問題から指標株存在として動きが注目されたが、77円安の8105円で寄付き直後に119円安の8063円まで下げた。8000円をキープしたこともあってその後は引き戻し朝方の寄付き値水準でのモミ合いとなっている。とくに、日経平均の1.67%下げに対し同社株は1.45%の下げにとどまっていることでマーケットに安堵感もみられる。「足元では121円台へ急速に円高へ振れているため上値は限定的だが、ギリシャ問題に明るさが見られるようになれば急反発が予想される」(中堅証券)との見方。チャートでは去る6月29日の直近安値8095円を割ったことで次は3月の8029円が下値のフシとなっている。