ゼンリンが後場大きく持ち直す、有価証券売却益で通期利益予想を62%増額

■14時に特別利益と連結純利益の増額修正を発表

 ゼンリン<9474>(東1)は12月17日、13時過ぎにつけた975円(18円安)を下値に持ち直し、14時過ぎには一時1001円(8円高)まで上げて急回復相場となっている。14時に特別利益(投資有価証券売却益)の計上と今3月期の連結純利益の増額修正を発表し、全体相場が一段と下押す中で逆行高となった。

 株式売却(売却総額約2,122百万円)により投資有価証券売却益(約1,949百万円)が発生し、これにともない、10月に発表した今3月期の連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益を62%引き上げて34億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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