【株式市場】日経平均は579円高、後場は一進一退だが大引けまで値を保ち大幅反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8517円59銭(579円78銭高)、TOPIXは1969.79ポイント(28.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億1566万株

 12月21日(火)後場の東京株式市場は、レーザーテック<6920>(東1)が一段ジリ高など半導体関連株の強さが目立ち、ファナック<6954>(東1)などの産ロボ株も一段と強含んだ。日経平均は取引開始直後に595円93銭高(2万8533円74銭)まで上げ、その後は一進一退だったが大引けまで上げ幅500円台を保ち大幅反発となった。

 後場は、Gunosy<6047>(東1)が一段と出直り、出資先のインド企業の評価額拡大への評価が衰えず、浅香工業<5962>(東2)はXマス寒波との天気予報を受けスコップに注目が波及し急動意。リミックスポイント<3825>(東2)は新庄剛志さんを暗号資産取引所のブランドアンバサダーにとの発表が買い材料とされ一段高。キャンバス<4575>(東マ)は抗がん剤候補物質の臨床試験に関する発表など好感されストップ高。エフアンドエム<4771>(JQS)は人事労務クラウドの利用者数拡大など好感され一段高。

 21日は4銘柄が新規上場となり、ライフドリンクカンパニー<2585>(東2)、湖北工業<6524>(東2)、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド<9257>(東マ・外国株)は初値がついたが、ラバブルマーケティンググループ<9254>(東マ)は買い気配のまま値がつかなかった。

 東証1部の出来高概算は10億1566万株(前引けは5億143万株)、売買代金は2兆3405億円(前引けは1兆1485億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1673(前引けは1886)銘柄、値下がり銘柄数は430(同226)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がり(前引けも全33業種が値上がり)し、海運、その他製品、証券商品先物、ゴム製品、電機機器、医薬品、不動産、などが高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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