24日上場のサスメドは1500円(公開価格の6%高)で初値つく

■『第3の治療法』として注目されている「デジタル治療(DTx)」で注目の企業

 12月24日新規上場となったサスメド<4263>(東マ)は買い気配で始まり、取引開始から10分を過ぎた午前9時13分に1500円(公開価格1410円の6%高)で初値がついた。

 医薬品、医療機器に次ぐ『第3の治療法』として注目されている「デジタル治療(DTx、Digital Therapeutics)」の開発を中心として事業展開を行い、『治療用アプリ』などで注目されている。

 発表によると、たとえば不眠治療では薬物療法が中心だったが、患者からは薬物療法に対して根強い不安の声があることも事実。既存の治療法に対して新たな選択肢となる可能性のある治療法として『治療用アプリ』に取組み、今年11月11日に「不眠症治療用アプリ国内検証的試験における主要評価項目達成に関するお知らせ」を発表した。

 業績見通し(2022年6月期・個別、会社発表)は、事業収益95百万円(前年同期は115百万円)、営業損失780百万円(前年同期は333百万円の損失)、経常損失724百万円(前年同期は271百万円の損失)、当期純損失748百万円(前年同期は277百万円の損失)。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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