ハウスドゥグループ、きらぼし銀行と三十三銀行のリバースモーゲージ保証を開始
- 2021/12/24 16:12
- プレスリリース
■連結子会社フィナンシャルドゥの提携数は31金融機関に
ハウスドゥ<3457>(東1)は12月24日午前、連結子会社フィナンシャルドゥが行っているリバースモーゲージの保証事業について、「きらぼし銀行」(東京都港区)と「三十三銀行」(三重県四日市市)との提携を相次いで発表した。これにより、フィナンシャルドゥが行うリバースモーゲージ保証事業での提携数は31金融機関になった。
きらぼし銀行は東京都を中心に165店舗を展開。2021年12月28日より同行が提供を開始する「リバースモーゲージローン(FD保証型)」に対する債務保証業務を行う。続いて、22年1月4日から三十三銀行が提供する「三十三銀行リバースモーゲージ」に対する債務保証業務を行う。
■きらぼし銀行は『リバースモーゲージローン(FD保証型)』
近年、自宅や所有される土地などの不動産を活用して資金調達する融資として、借入者の死亡時に一括して返済する「リバースモーゲージ」が注目されており、新たな金融商品として関心も高まっている。一方で、利用期間が長期間と想定され、担保不動産の売却で元金を返済する仕組みであるため、導入に慎重な金融機関も多く、市場へ浸透しているとは言い難い状況にある。
同銀行においては、地元金融機関として地域の中小企業や個人に対する様々な支援や取り組みの中、シニア層の資金ニーズの増加や多様化を実感し、地域経済活性化の一環として利用用途に制限のないリバースモーゲージの取り扱いを模索していた。同銀行の営業地域においても高齢者人口は年々増加しており、今後益々シニア層の資金ニーズの増加と多様化が考えられます。そこで、不動産売買のノウハウと全国約700店舗の不動産販売網を持つハウスドゥグループのフィナンシャルドゥが、適正かつ迅速な不動産担保評価に基づく債務保証を行うことで、同銀行の意向に合致したリバースモーゲージの取り組みをサポートすることとなった。
<『リバースモーゲージローン(FD保証型)』商品概要>
【お申込み頂ける方】
・申込時年齢満55歳以上80歳未満(配偶者がいらっしゃる場合は、配偶者の契約時年齢が満50歳以上の方)
・日本国籍のある方、または永住権のある方
・自宅(本人名義または夫婦共有名義)に夫婦2人暮らし、または一人暮らしの方
・公的年金等の安定継続した収入が120万円以上ある方
・東京都および神奈川、埼玉、千葉の各県のきらぼし銀行の営業区域内の方
・戸籍謄本により推定相続人が確定できる方
・フィナンシャルドゥの保証が得られる方
【資金使途】原則自由(ただし投資資金、事業資金は除く)
【返済期間】1年:債務者またはきらぼし銀行からの申出がない限り自動更新
(ただし債務者死亡後6か月後の応当日の属する月の約定返済日まで)
【融資金額】300万円以上1億円以内(10万円単位)
【融資利率】(保証料含む)きらぼし銀行の短期プライムレート連動長期貸出金利+年1.0%(変動金利)
【返済方法】(1)約定返済:口座振替、(2)任意返済:窓口入金
【返済方式】期限一括
【担保】債務者が所有する不動産(原則居宅)にフィナンシャルドゥを根抵当権者とする当座貸越極度額の120%の第1順位根抵当権を設定
【保証人】原則不要:ただし共有物件を担保とする場合、物件共有者を物上保証人に徴求
■三十三銀行は「人生100年時代」の生活をトータルでサポート
三十三銀行では、「人生100年時代を見据え、お客さまの人生をトータルでサポート」を中期経営計画に掲げ、ローンプラザの有効活用等によるライフプランに対応した各種ローン商品及びリバースモーゲージも提供していた。このたび、不動産売買のノウハウと全国約700店舗の不動産販売網を持つハウスドゥグループのフィナンシャルドゥが保証会社に加わり、適正かつ迅速な不動産担保評価に基づく債務保証で、同銀行のリバースモーゲージの需要拡大を見据えた取り組みを後押しすることとなった。
<『三十三銀行リバースモーゲージ』商品概要>
【対象顧客】
・契約年齢が満50歳以上85歳以下の方
・配偶者がいる場合、配偶者の年齢50歳以上の方
・原則自己名義の一戸建またはマンションに単身または夫婦2人世帯の方
・前年度税込み年収120万円以上の方
・三十三銀行の営業区域に居住している方
・原則返済指定口座へ年金振込または給与振込の指定ができる方
・日本国籍の方
・フィナンシャルドゥの保証が受けられること
【資金使途】原則自由
【返済期間】終身(1年ごとの自動更新を行い、新規の借入期限は満86歳の誕生日の前日まで)、また、最終期限は債務者死亡の日から6か月後の応当日まで
【融資金額】200万円以上1億円以下(10万円単位)
【返済方法】(1)約定返済:口座振替、(2)任意返済:窓口入金
【返済方式】元金は債務者死亡後6ヵ月後の応当日までに全額一括払い、利息は1ヵ月毎後払い
【担保】債務者が所有する不動産(原則居宅)にフィナンシャルドゥを根抵当権者とする当座貸越極度額の120%の根抵当権を設定
【保証人】原則不要(ただし共有物件を担保とする場合、物件共有者を物上保証人に徴求
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)