タムラ製作所は次世代パワー半導体に注目集まり一段高

株式市場 銘柄

■2022年の新春相場でも材料株妙味を発揮する期待

 タムラ製<6768>(東1)は12月28日、買い気配から12%高の828円(90円高)で始まり、昨27日のストップ高に続いて2日連続大幅高となっている。買い材料としては、24日に」タムラ製作所の子会社で半導体開発のノベルクリスタルテクノロジー(NCT、埼玉県狭山市)は24日、酸化ガリウムを材料とする高電圧対応のパワー半導体ダイオードを開発したと発表した。2023年に製品化を目指す」(日経QUICKニュース12月24日夜配信)と伝えられたことが挙げられており、2022年の新春相場でも材料株妙味を発揮する期待が強いとされている。

 「最大1200ボルトの電圧にも耐久できるダイオードの開発は世界初」とされ、「酸化ガリウムを含む次世代パワー半導体は省電力の性能の高さから、産業用電源や電気自動車(EV)などへの活用が期待される」という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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