川本産業や中京医薬品が次第高、「オミクロン株」クラスター発生と伝えられ思惑買い
- 2021/12/29 11:17
- 材料でみる株価
■「政府、医療提供体制を整備へ」との報道受けツインバードも高い
川本産業<3604>(東2)は12月29日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時30分を過ぎて6%高の923円(53円高)前後で推移し、再び出直りを強めている。医療用衛生材料の大手で、新型コロナの流行が最初に本格化下2020年所に大相場を演じた実績があり、28日、新型コロナ「オミクロン株」のクラスターが大阪府内で発生したと伝えられたことなどを受けて買い材料視されている。中京医薬品<4558>(JQS)も次第高となっている。
大阪府発生したクラスターは介護関連施設と伝えられた。また、「政府、オミクロン株、感染拡大に備え、医療提供体制を整備へ」(NHKニュースWEB12月29日6時23分)との報道を受け、ワクチン低温保管・輸送機器で20年初に急騰したツインバード工業<6897>(東2)も反発が目立っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)