■都市部の大消費地に再生エネを送る大容量の送電網など2兆円超投資と
昭和電線ホールディングス(昭和電線HD)<5805>(東1)は1月4日、大きく出直って始まり、取引開始後は7%高の1785円(122円高)まで上げて東証1部の値上がり率上位に顔を出している。「再生エネ普及へ送電網、2兆円超投資へ」(日本経済新聞1月3日付朝刊)と伝えられ、大がかりなインフラ投資の恩恵を受けそうな銘柄として買いが先行している。
報道によると、首相が6月に策定する「クリーンエネルギー戦略」で、都市部の大消費地に再生エネを送る大容量の送電網の整備など総額2兆円超の投資計画を想定するという。これを受け、関電工<1942>(東1)も4%高の890円(33円高)など、関連株を探す動きが活発になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)