【株式市場】<大発会>日経平均は396円高、NY株の最高値など好感され幅広く買われる

◆日経平均は2万9188円16銭(396円45銭高)、TOPIXは2017.70ポイント(25.37ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億1452万株

 1月4日(火)、新年初取引・前場の東京株式市場は、NY株式の大幅高(ダウ30種とS&P500種の最高値更新)などが好感されて幅広く買われ、ソニーG<6758>(東1)は2000年以来の高値に進み、トヨタ自<7203>(東1)は株式分割調整後の上場来高値を更新。景気回復期待などで海運、鉄鋼なども高い。日経平均は307円高で始まり、午前11時にかけて462円07銭高(2万9253円78銭)まで上げ、前引けも上げ幅400円近い水準を保った。一方、東証マザーズ指数は安い。

 住友電工<5802>(東1)や昭和電線HD<5805>(東1)が活況高となり、首相が6月に策定する「クリーンエネルギー戦略」で、都市部の大消費地に再生エネを送る大容量の送電網の整備など総額2兆円超の投資計画との日本経済新聞3日報道を好感。鉄塔の那須電機鉄工<5922>(東2)、不燃ケーブルなどのJMACS<5817>(東2)、建設コンサルなどのメイホーHD<7369>(東マ)などはストップ高。アイサンテクノ<4667>(JQS)は引き続きトヨタなどの自動運転車への期待などで一段と上げストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億1452万株、売買代金は1兆3449億円。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は1407銘柄、値下がり銘柄数は700銘柄。

 また、東証33業種別指数はパルプ紙を除く32業種が値上がりし、海運、輸送用機器、非鉄金属、保険、電機機器、銀行、証券商品先物、金属製品、石油石炭、水産農林、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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