スマートバリューが後場一段高、JR西日本レンタカー&リースに納入などに注目集まる

■今期は完全黒字化を想定、レンタカー車両の拡大とともに伸びる期待

 スマートバリュー<9417>(東1)は1月4日の後場、一段高の相場となり、13時にかけて11%高に迫る512円(49円高)まで上げて昨年12月9日以来の500円台復帰となっている。今6月期の連結業績は純利益など完全黒字化を見込み、業績回復傾向である上、シェアリングプラットフォームの拡大などが注目材料視されている。

 JR西日本レンタカー&リース(兵庫県尼崎市)が2021年12月16日にサービスを開始した無人レンタカーサービス「スマート駅レンタカー」に、スマートバリューのシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base(クルマベース)」が採用されたと昨年12月に発表した。レンタカー業界の車両台数は2019年までの12年間で2倍の約77万台に拡大(国土交通省:レンタカー事業者数及び車両数の推移(平成19年度~令和元年度)より抜粋)しているとされ、さらなる利用拡大と業績の押上げが期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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