イーソルが出直り強める、4日の製品発表など注目され「ダブルボトム」形成の見方
- 2022/1/5 11:14
- 材料でみる株価
■デンソーとの連携強化を昨秋発表し新展開への期待も再燃
イーソル<4420>(東1)は1月5日、続伸基調となり、午前10時にかけて一時ストップ高の755円(100円高)まで上げて大きく出直っている。組込みソフトウエア事業やセンシングソリューション事業を行い、4日、製品発表として、「ガイオ・テクノロジー社の大規模組込みソフトウェア向けテストツールQuality Town for Embedded grade(QTE)がPOSIX仕様に準拠したイーソルのスケーラブル リアルタイムOS『eMCOS POSIX』に対応」と発表。買い材料視されている。また、昨年9月には、デンソー<6902>(東1)と車載関連ソフトウエアプラットフォームの開発連携と資本関係強化を発表しており、これにともなう新展開への期待も言われている。
株価は下値圏から出直りを強める展開になっており、取引時間中としては昨年12月9日以来の700円台を回復。テクニカル的には昨年9月から続く低落傾向に「ダブルボトム」が形成され、底入れする形になったとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)