マルマエが高値に迫る、半導体工場の国内誘致に関連し「政策に売りなし」の見方

■すでに業績は好調で受注残高は月々倍増

 マルマエ<6264>(東1)は1月5日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前11時にかけて9%高の3345円(265円高)まで上げ、昨年11月につけた2010年以降の最高値3360円に迫っている。半導体・FPD製造装置の中枢部品である真空パーツや各種高精度パーツの開発・量産を行い、昨年12月に半導体工場の国内誘致を支援する改正法が成立したことなどが買い材料視されている。

 すでに業績は好調で、受注残高は昨年10月末に前年同月の2.5倍となり、11月末には同2.9倍と、金額で連続最高を更新している。株価もすでに長期上昇基調を続けているが、半導体工場の国内誘致は、世界的な半導体不足と経済安保の両面から推進されるため、相場格言でいう「政策に売りなし」の銘柄として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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