クリーク・アンド・リバー社は仮想体験型集合教育を実現した「VR遠隔同時講義システム」の販売を開始
- 2022/1/6 14:08
- プレスリリース
■医療業界で導入のシステム
クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)のVR分野の子会社VR Japan(VRJ)は1月5日(水)、没入感のある360度動画を使い、学習効果を飛躍的に向上させる、仮想体験型集合教育を実現した「VR遠隔同時講義システム」の販売を開始した。
同システムは、特に手術の手技や医療行為などを体系的に学習するニーズに応えて、医学系学会、医療機器メーカー、医療機関の皆様からの要望を取り込みながら製品化を進め、既に大手医療機器メーカーでの採用が決まっている。
2020年から続く新型コロナウイルスの世界的な感染の影響により、大学の講義や企業の研修のオンライン化は一気に広まった。一方、実技研修や見学といった現場体験学習の機会は減少しており、これらを代替する手段が求められている。また、将来的には、実体験とオンラインでの体験を最適化したトレーニングの手法が進むと予想されている。
VRJが開発した「VR遠隔同時講義システム」は、最大50人に対して、360度の動画を含めた4つの動画から、メイン画面/サブ画面を選択し、同期コントロールを行いながら講義できるシステム。受講者はストリーミング配信映像をPCまたはタブレットで視聴しながら、事前にコンテンツをダウンロードした専用VRゴーグルを同期させた講義が受けられる。音声説明のほか、画面にマーカーを書き込むことができるアノテーション機能、受講者の質問・発言を受け付ける挙手・承認アイコン機能など、双方向のコミュニケーション機能を実装。講師は、受講者に360度映像の好きなアングルで視聴してもらい、あたかも、そこにいるような学習を行うことが可能。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)