ホンダ、中国合弁の「東風Honda」が電気自動車の生産体制構築に向けEV専用新工場を建設
- 2022/1/6 14:12
- プレスリリース
ホンダ<7267>(東1)の中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京)は、2022年1月5日(日本時間:21時00分)、ホンダの中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司(東風Honda)が、今後投入を拡大する電気自動車(EV)の生産体制構築に向けEV専用新工場を建設すると発表した。(写真=東風Honda EV専用新工場俯瞰図)
新工場は2024年の稼働開始を目指し湖北省武漢市の武漢経済開発区に建設し、敷地面積63万平方メートル、基本生産能力12万台/年を予定している。
完成車一貫生産が可能な高効率・スマート工場として、プレス、溶接、塗装、組み立て、完成車検査などの工程を有し、組み立て工程などを中心に業界トップ水準の自動化率を目指していく。また、カーボンニュートラル実現に向けたソーラー発電などの再生可能エネルギー活用に加え、再生水循環利用などによる資源節約、大気汚染をもたらす主要な原因物質であるVOC(揮発性有機化合物)の削減など、サステナブルな取り組みも積極的に進めていく。
■東風本田汽車有限公司 概要(2022年1月現在)
・設立:2003年7月
・資本金:9億4800万USドル
・出資比率:
本田技研工業株式会社=40%
本田技研工業(中国)投資有限公司=10%
東風汽車集団股份有限公司=50%
・所在地:湖北省武漢市
・総経理:夏目 達也
・従業員数:約13,700名
・基本生産能力:72万台/年
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)