【株式市場】四半期決算の発表に期待強まり材料株も高く日経平均は続伸

株式市場

◆日経平均の終値は1万5388円72銭(97円08銭高)、TOPIXは1254.28ポイント(11.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億2038万株

チャート4 27日後場の東京株式市場は、24日に業績予想を増額した東急建設<1720>(東1)クボテック<7709>(東1)ゼンリン<9474>(東1)などが引き続き堅調で、本日、四半期の決算発表を予定する日立金属<5486>(東1)キヤノン<7751>(東1)、明日発表予定の花王<4452>(東1)信越化学工業<4063>(東1)などが高いため、発表の本格化に期待が強まった。東京電力<9501>(東1)も通期単体で黒字の可能性との報道があり堅調となった。日経平均は14時過ぎに132円41銭高(1万5424円05銭)まで上げ2日続伸となった。「エボラ出血熱」対策関連の富士フイルムホールディングス<4901>(東1)などが高く、日本エンタープライズ<4829>(東1)は企業向けチャットアプリ開発が言われてストップ高。アスカネット<2438>(東マ)は10月末の株式分割を確保する動きや空中結像技術への注目再燃が言われて急伸、フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(JQS)は地方創生関連株とされて急伸した。

 東証1部の出来高概算は18億2038万株(前引けは8億20万株)、売買代金は1兆6629億円(同7128億円)。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は1373(同1260)銘柄、値下がり銘柄数は355(同460)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、空運、鉄鋼、陸運、建設、化学、ガラス・土石、不動産、食料品、繊維製品、卸売り、ゴム製品、などだった。

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