アイリッジのグループ会社フィノバレーの「MoneyEasy」が「はまなこPay」に採用

■2月20日まで、「新春夢ぐりお年玉キャンペーン」を開催

 アイリッジ<3917>(東マ)の連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーは、同社が提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」が、特定非営利活動法人浜名湖観光地域づくり協議会(会長:金原貴)が市内の舘山寺温泉で2022年1月7日より実証実験を開始する「はまなこPay」のプラットフォームとして採用された。

 キャッシュレス決済の需要が高まる中、観光地においてもデジタル決済による付加価値高度化が期待されている。浜松市では、地域のボランティアなど、奉仕活動や余剰生産品などの売買を地域内で還元する仕組みが求められており、これらを実現する取り組みとしてデジタル地域通貨の導入検討が始まった。そのような背景の中で、フィノバレーの「MoneyEasy」は設備の初期費用や高額な手数料がかからず地域産品の販売所などでも導入しやすいこと、また既にボランティアポイントなどの運用実績もあることが評価され、プラットフォームとして採用されることになった。

 「はまなこPay」は、浜松市内で実施される観光拠点の再生・高付加価値化推進実証実験のプラットフォームとなるデジタル地域通貨である。実証実験第1弾として、1月7日から2月20日まで、「新春夢ぐりお年玉キャンペーン」を開催し、「はまなこPay」アプリを無料ダウンロードしてアンケートに回答した先着2,000名に「はまなこPay」1,000ポイント分をプレゼント。さらに、追加チャージカード購入での50%プレミアムプレゼント(先着2,000名対象、1,000円追加チャージで2,000円分利用可能。一人1デバイス1回限り)や、抽選で100名への「はまなこPay」2,000ポイントプレゼントも実施する。「はまなこPay」は期間中、舘山寺温泉観光協会加盟の土産店や飲食店、遊覧船、いちご狩り、日帰り温泉などの対象店舗で1ポイント=1円で使用できる。

 今後「はまなこPay」では、デジタル地域通貨プラットフォームの決済・ポイント機能を活用して、地域コンテンツの連携、活性化に資する仕組みを提供し、利用者アンケートなどの取り組みを行うとともに、同実証実験終了後も、地域の一次産品の販売促進や観光SMaaS連携の導入に向けた実証実験を検討していく予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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