【株式市場】日経平均は一時325円高まで上げたが92円安、鉄鋼、銀行などは高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8395円24銭(92円63銭安)、TOPIXは1988.92ポイント(8.09ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億5963万株

 1月7日(金)前場の東京株式市場は、主な業種の代表格銘柄がNY株式市場で高かったことなどが言われ、日本製鉄<5401>(東1)、日立製<6501>(東1)、トヨタ自<7203>(東1)などが上げて始まり、日経平均は224円高で始まった後325円22銭高(2万8813円09銭)まで上げた。ただ、中国市場が始まった午前10時半頃からは次第安となり、11次過ぎに194円17銭安(2万8293円70銭)まで下押し、前引けも軟調だった。

 三菱UFJ・FG<8306>(東1)が昨年来の高値など大手銀行株が終始堅調で、日銀のマイナス金利修正観測や米金利上昇など材料視され、日本郵政<6178>(東1)はバリュー株物色に乗るとされ7日続伸基調。川本産業<3604>(東2)やツインバード工業<6897>(東2)、中京医薬品<4558>(JQS)は新型コロナ感染増加を受けて一段と出直り、サイエンスアーツ<4412>(東マ)は非対面システムに注目強まりストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億5963万株、売買代金は1兆5468億円。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は640銘柄、値下がり銘柄数は1431銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、銀行、鉱業、鉄鋼、石油石炭、保険、海運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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