巴川製紙所はセルロースファイバー複合樹脂などに注目再燃し反発、出直る

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■紙とプラスチックのメリットを融合したシートなど2月の展示会に出展

 巴川製紙所<3878>(東1)は1月7日、7%高の867円(58円高)まで上げた後も堅調に推移し、反発・出直り相場となっている。2月に開催される「N-PLUS」(不織布・機能紙・CNF展、2022年2月2~4日、東京ビッグサイト)に「セルロースファイバーを高配合した複合樹脂『グリーンチップCMF』」などを出展すると発表済みで、植物由来の高機能樹脂によるSDGs分野への展開などに期待が出ている。

 同展には、紙とプラスチックのメリットを融合した「紙コンバージョンシート」、粉の持つ特性を保持した「機能性粉体担持シート」、高い耐熱性をもった「セラミック繊維シート」も展示するとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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