岩塚製菓は「巣ごもり特需」の再来など期待され3ヵ月ぶりに4000円台を回復

■第2四半期決算は「巣ごもり特需の反動減」、コロナ再燃し再び注目

 岩塚製菓<2221>(JQS)は1月11日、取引開始後に4005円(60円高)まで上げて昨年9月30日以来約3ヵ月ぶりに4000円台を回復し、一段と出直っている。先に発表した第2四半期決算で、「昨年の巣ごもり特需の反動減が続いており」(決算短信より)などとしたため、最近の新型コロナ感染者数の急激な拡大を受け、再び「巣ごもり特需」の恩恵などが期待されている。

 第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)は、この期から「収益認識に関する会計基準」を適用したため数字の上では全体に大きく減少し、経常利益は6.68億円(前年同期は23.45億円)だった。3月通期の予想は、売上高が175億円(前期は221.67億円)、経常利益は11億円(同29.38億円)。ただ、株価は11月19日の3765円を下値に出直り基調となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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