住友金属鉱山が今年の高値を更新、海外ニッケル会社の持分拡大や円安など材料視

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■EV(電気自動車)用電池関連事業の成長性も注目要因

 住友金属鉱山<5713>(東1)は1月11日、再び一段高となり、午前10時過ぎには4659円(107円高)まで上げて今年の高値を更新している。年初から続伸基調が続き、日経平均と逆行。EV(電気自動車)用電池関連事業の成長性に期待があるほか、フィリピンのニッケル製錬会社コーラルベイニッケル社の持分拡大、円安なども買い材料視されている。

 昨年12月24日、フィリピンのニッケル製錬会社コーラルベイニッケル社の株式を三井物産<8031>(東1)グループ会社と双日<2768>(東1)から譲受し保有割合が90%になると12月24日に発表した。ニッケル市況は上向いている。また、円相場が前週後半に一時1ドル116円台に入り円安基調が再燃。精練マージンに追い風の要因になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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