東天紅は8%安から復調、双子パンダの一般公開「限定」となり朝方は落胆売り
- 2022/1/11 12:34
- 材料でみる株価
■出来高急増のため一過性の下げにとどまる期待が
東天紅<8181>(東1)は1月11日、取引開始後の8%安(84円安の975円)を下値に持ち直し、5.7%安(60円安の999円)まで回復している。年初にかけて3日間で14%近く上げ、東京・上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」の一般公開などが買い材料視されたが、新型コロナ感染者数の急拡大を受け、「上野動物園の双子パンダ3日間のみ公開」(日テレNEWS1月8日)などと伝えられ、落胆感が先行した。
ただ、株価は取引開始後を下値に持ち直し、出来高は急増。市場関係者からは、経験則として、出来高が少ない場合は下落が長引く可能性がある一方、出来高が急増する場合は下げても一過性にとどまる可能性があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)