タケダ機械は業績・配当予想の増額修正など好感され急伸

株式市場 銘柄

■上期決算が大幅に上振れ、5月期末配当を10円増の40円に

 タケダ機械<6150>(JQS)は1月17日、急伸商状となり、午前10時30分には17%高の2349円(339円高)まで上げて急激な出直り相場となっている。14日の15時に発表した第2四半期連結決算(2021年6~11月・上期)が従来予想を大幅に上振れ、今5月期の業績・配当予想の増額修正も発表し、買い先行となっている。PERの割高感が一挙に後退する形になった。

 6~11月・上期の連結業績は、新型コロナによる展示会の中止といった厳しい事業環境が段階的に改善傾向となり、7月に発表した予想を売上高は10.7%上回り、営業利益は10倍になった。今期・22年5月期の連結業績予想は、従来予想に対し売上高を5.0%引き上げ、営業利益は2.2倍に引き上げた。増額後の予想1株利益は168.54円。また、5月期末配当予想は、1株につき従来予想比10円増の40円の予定(前期実績比10円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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