マルマエが今期の設備投資を36%増額、半導体分野の受注急増など受け生産能力を拡大
- 2022/1/17 16:20
- IR企業情報
■今期8月期の投資額は従来予定の14.24億円を19.30億円に
マルマエ<6264>(東1)は1月17日の正午前、今期・2022年8月期の設備投資額の増額と来期・23年8月期の設備投資額を発表した。半導体製造装置やFPD製造装置の心臓部である真空パーツを製造し、好調な市場環境のなかで増加する受注に対応するため、生産能力の拡大を図る。
今期・2022年8月期の設備投資額(加工機械等)は従来予定額の14.24億円を19.30億円(一部発注済み)へと36%拡大する。設備投資後の生産能力(月産キャパシティ)は、半導体分野・FPD分野合計で7.0億円/月産から7.5億円/月産へ7.1%拡大する。また、未定だった来期・2023年8月期の設備投資額(加工機械等)は13.86億円(一部発注済み、今般決定された部分に限定した暫定の金額)とした。
同社の毎月末の受注残高は驚異的な伸びが続いており、半導体分野だけでも21年7月に前年同月比26%増加したのをはじめ、8月は同48%増、9月は同37%増、10月は46%増、11月は28%増、12月は2.6倍へと急増している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)