学情は新株予約権の取得・消却と自社株買いなど好感され大きく出直る

材料でみる株価

■自社株買いは3月8日から9月30日まで実施

 学情<2301>(東1)は1月18日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の1057円(60円高)まで上げ、1月6日以来の1050円回復となっている。17日の15時に発行中の新株予約権の全額取得・消却と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。業績は2020年10月期を底に回復傾向だ。

 2021年7月28日に発行した第3回新株予約権を1月20日付ですべて取得し、同25日付ですべて消却するとした。現在、割当先に「行使許可」を行っていないが、取得・消却により、権利行使されることで新株が発行され株式需給が緩む事態はなくなる。一方、自社株買いは、発行株式総数50万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.5%)、取得総額7億5000万円を上限として、2022年3月8日から同年9月30日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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