【株式市場】日経平均は一時567円安、原油高など影響、ゲーム株は高い

◆日経平均は2万7744円84銭(512円41銭安)、TOPIXは1942.70ポイント(35.68ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億7502万株

 1月19日(水)前場の東京株式市場は、NY原油の7年ぶり高値、NYダウ540ドル安などを受け、日経平均は328円安で始まり午前10時前に567円27銭安(2万7689円98銭)まで下押し、前引けも下げ幅500円台だった。中で、米マイクロソフトがゲームソフト開発企業にM&Aと伝えられたことなどを受け任天堂<7974>(東1)、カプコン<9697>(東1)などのゲーム株は高い。

 カプコンは「ニンテンドースイッチ」向けゲーム『モンスターハンターライズ』の全世界800万本出荷との発表も好感されて上げ、スク・エニ・HD<9684>(東1)は「ニンテンドースイッチ」向けクラウドバージョン発売も好感されて高い。

 テノ・HD<7037>(東1)は「流通株式時価総額」の向上策が飛び出す期待など言われて一時ストップ高。イムラ封筒<3955>(東2)は業績予想の増額修正と社名変更(イムラに)が好感され活況高。UUUM<3990>(東マ)は引き続き四半期決算と自社株買いなど好感され一段と出直り拡大。アミタHD<2195>(JQG)は「流通株式比率」向上に向けた策への期待や12月末の株式5分割を受けた資金流入期待が言われストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億7502万株、売買代金は1兆6284億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は194銘柄、値下がり銘柄数は1934銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種の値上がりにとどまり、その他製品、石油石炭、パルプ紙、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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