ダイキン工業が大きく反発、「ストリーマ照射」で新型コロナ変異株4種の不活化などに注目再燃

■空気清浄機や換気式エアコンなどへの期待強い

 ダイキン工業<6367>(東1)は1月20日、反発基調となり、取引開始後は2万4810円(390円高)をつけて昨19日の800円安から大きく出直っている。1月13日付で、「ストリーマ技術」について、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株であるデルタ株など、4種類の変異株に対する不活化効果を確認し、4時間のストリーマ照射で、アルファ株、ベータ株、ガンマ株を99.9%以上、デルタ株を99.8%不活化、などとの発表が注目されており、下げ場面を好機と捉える動きが旺盛のようだ。

 昨19日は日経平均が790円安となるなど、株式市場全体が急激な調整に見舞われたが、同社にとっては、1月19日は「いい空気の日」に当たる日だった。株式の買い材料としても、「ストリーマ技術」による空気清浄機や換気式エアコンなどへの注目が再燃する機会になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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