朝日ラバーが11時頃から急伸、カーボンナノチューブ導電シリコーンゴムに注目集中

■GSIクレオスと共同開発、新導電ゴムとしてIoT機器向けなどに展開

 朝日ラバー<5162>(JQS)は1月21日、午前11時頃から急伸し、13%高の646円(76円高)まで上げる場面を見せて活況高となっている。同時刻頃、同社とGSIクレオス<8101>(東1)が連名で、「カップ積層型カーボンナノチューブ(CSCNT)を分散したシリコーンゴムを共同で開発し、高い導電性と最適硬度の両立を達成することに成功」と発表し、買い集中となった。GSIクレオスも高い。

 発表によると、両社は、本導電シリコーンゴムのマーケティングを共同で実施し、サステナブルな社会の実現に貢献する導電ゴムとして、自動車や航空機等向けセンサーやケーブル、IoT社会に適用が期待されるウェアラブルデバイスの電極パッドなどへの用途展開を進める。GSIクレオスは、本年1月26~28日に東京ビックサイトで開催される、「nanotech2022第21回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」にサンプルを展示する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る